終活から考える新しい供養のスタイルと時代とともにニーズが高まる墓じまい

【はじめに】

現代の日本はとても豊かで便利な世の中になっています。
インターネット環境の整備やスマートフォンなどの機器の発展により情報社会となりつつ現代社会。
どんなに便利な世の中になったとしても、変わらないものは「供養」です。

人間生まれれば、いつかは誰でも「死」を迎えます。永遠ということはあり得ません。
少子高齢化の日本社会でのここ最近の動きとしては、高齢者向けのサービスが増加傾向にあります。
年齢を重ねていけば、誰もが考えるのが終活です。

どのように自分の人生を締めくくるか、生前に全て自分自身で考えられる方もいらっしゃます。
自分がなくなった後、家族がこまらないように、家族にできるだけ迷惑をかけたくないなど考える方や、
独り身の方なども終活に対して前向きにとらえている方もいらっしゃいます。一般的に「供養」といえば、「お墓」となるのが普通ですが、最近では他にも様々な供養の手段があり、墓じまいをし散骨などの供養の方法もあるのです。

【現代のお墓事情】

当たり前とされている「お墓」の存在ですが、現代では供養の方法も様々な選択肢もあるのが事実です。
時代の変化やニーズによって変わる様々な考え方によって選択肢が増えれば増えるほど悩みもつ尽きないものとなります。
そのような現代のお墓事情の問題を考えつつ、様々な観点から考えてみましょう。
終活を考えはじめた時に最初に考えるのが「お墓」です。
先祖代々続くお墓を管理、所有し継続的に管理ししっかりと守っている家系の方も多くいらっしゃいます。
お墓を既に所有している方には管理の問題が、そしてお墓をまだ持っていない方は、お墓を準備する必要があります。
どちらの場合でもそれぞれに、悩み事は存在します。

1. お墓を持っている人の問題点やお悩み

お墓を既に持っている方にとってのお悩みとは、いったいどのようなものなのでしょうか。
先祖代々のお墓を持っている人にとっては、お墓を守っていく必要があります。
お墓をいつもきれいに保つ為の掃除やメンテナンス、供養花やお供え物などの準備、墓周りの草むしりなど
細かい点だけをあげてもお墓のの管理は、いろいろとあります。お墓のすぐ近くに住んでいれば特に問題はないのですが、離れた故郷にお墓がある方は、細かい管理をするのに出向くことも大変です。
また、元々そのお墓に入る予定だった人が、事情によって入れなくなってしまう場合などもあり得ます。
お墓を所持しているということは、家を所持しているのと同じようにそれなりに手間も暇もコストもかかるという事実もあります。
このようにお墓の管理自体が「面倒」だと考える方も実は増えているのです。

2. お墓をもっていない人の問題点やお悩み

お墓を持っていない方は、お墓を準備する必要があります。
実家から独立した場合など自分の代でお墓を用意いる方もいらっしゃいます。
当然ながらお墓を準備するには、お墓を建てる必要があります。
お墓を建てるには、まずは場所を決める必要があります。
そしてお墓を購入する必要があります。
お墓にも様々な種類があり、どんなお墓のタイプがあるのか調べたり、後世代のことまで考えると悩みはつきません。

そしてお墓を建てるにも当然お金はかかります。お寺や霊園への契約金、使用料、墓石代などまとまったお金が必要なこともあり、
経済的負担が大きいのも事実です。
つまりお金を建てるにはお金がかかる為、お墓を持つにはハードルが高いとお悩みの方も実は多いのが現実です。
そうなると、そこまでしてお墓を建てる必要が本当にあるのか?と考える人が増えるのも当然です。
そんなお墓事情から別の供養方法を探す方もいらっしゃいます。

お墓をしないという選択肢

墓離れには、いろいろな理由がありますが、主に次のようなデメリットがあることが墓を継承しない、あるいはできない理由となっています。

理由その1

墓の守が難しくなってきたということです。墓を守っていくには、盆正月のお墓参り以外にも、お寺から自宅の仏壇への住職さんのお参りや、年間の法要などもあり、いろいろな参加が必要となってきます。
さらにそうした時は、お寺への供養代や法要費が必要となってきて、費用もかさみます。
最近は、実家から離れて、都会で暮らす家族も増えているので、こういったお寺とのお付き合いが実際的には難しくなってきているというのが現状です。

理由その2

お墓の費用がかかることです。新規でお墓を購入する場合、何百万という費用が必要な場合もあり、こういった費用がかさむのが嫌だという場合もあります。

理由その3

都心などでは墓不足で、新規で契約できるお墓を見つけるのがむずかしくなってきています。

理由その4

なかには心情的な理由で先祖の墓や家の墓に入るのが嫌だという人も増えてきました。なかには、生きている間散々な思いをしてきた舅や姑と死んでまで一緒にいたくないとか、生前夫に我慢してきたので、死んだら自由になりたいというような女性もおおいのだとか。こういう気持ちの問題も一因としてあるようです。

理由その5

最近は未婚者や家族を持たない人も増えたということもあるのかもしれません。

理由その6

お墓以外のいろいろな供養の選択肢が増えた

【様々な供養の種類とは】

お墓に入る以外の様々な供養の方法が現代では存在します。
個人の考えによって選択する時代へと変化しているのです。

1. 永代供養墓

お墓を自分で管理することは面倒だと感じる方が増えていること、
そして管理自体が難しい状況にある場合などにより時代としてニーズが高まっています。
永代供養墓は寺などが永代にわたり供養と管理までしてくれるお墓となります。
都市圏などへの人口の一極集中と、少子化により次世代への受け継ぎの難しさなどの問題が多く特に近年広がりを見せています。
納骨堂や合葬墓と呼称されることもあります。1人だけでも入れることも特徴です。
一方で、永代供養墓に関しては、期間が設定されており時間が経過すると契約を更新する必要があるため、家族にとっては一般的なお墓とあまり変わらない考えられる傾向もあるようです。

2. 海洋散骨

「海洋散骨」という供養もあります。これは遺骨を海に撒く埋葬方法です。遺骨は機会で細かくパウダー状にして海に撒きます。
映画やドラマなどのシーンでごらんになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
海が好きな方や最後は自然に還りたいと考えている方が海洋散骨を選ぶ方が多いです。散骨してほしい海がある場合は、希望通りに散骨してもらうサービスなども存在します、遠方にある場合でも、頼める人がいない場合でも委託して散骨をしてくれる業者もいます。

生前に終活される方で利用される方もいらっしゃいます。

3. 樹木葬や山林葬

一般的には聞きなれない供養の方法かもしれないのが「樹木葬」です。その名の通り墓石ではなく代わりに樹木を植えます。
「樹木葬」の場合、遺骨は木綿製の袋などに入れ直接土に埋められます。
その為、数年経てば遺骨は完全に土に還ることができます。まさに地球に自然に還るという意味では、供養の方法としても
考え方としても最近受け入れられる傾向が高まっており、人気の供養手段となりつつあります。
特に増えているのは関東首都圏の公営霊園などで増加しつつあります。
首都近郊県での人口の増加と限られた土地の有効活用などもあり、東京都立小平霊園や横浜市営のメモリアルグリーンなどで
樹木葬が増えています。
各霊園にはシンボルツリーを設けるところもあり、自分が好きな樹木がある場所を選ぶ方も多いようです。
もう一つの山林葬については、山の散骨です。海洋散骨以外の選択肢として注目を集めている散骨の方法です。「山のほうが安心できる」といった声も強く、そういった方に選択されています。

4. 宇宙葬

こちらは、どちらかと言えば珍しい供養の方法ですが、現代実際に行われているのが宇宙葬です。
宇宙葬は遺骨を収めたカプセルをロケットに積み、宇宙へと打ち上げます。かなり壮大な夢のある供養方法です。
そのほとんどは、アメリカ国内で打ち上げられます。さらにロケットもアメリカ製です。
グローバル化が進む現代社会で考え方も様々となっていますが、今後この宇宙葬が更に拡大する可能性もなくはありません。
海洋散骨や樹木葬は自然に還ることになるので、考え方として受け入れられやすいのですが、宇宙となると還るとごろか
旅立ちという形になってしまうので、遺骨自体が失われてしまうとか、宇宙をさまようことになるなど抵抗感もあるようです。
その為、家族などからは理解を得られないケースもあるようです。

【最後に】

いかがだったでしょうか。現代には様々な供養が存在し考え方やライフスタイルによっても供養の選択は変わってきます。
一般的にお墓を代々守り、お墓に収まるという考え方自体も変えても構わないのかもしれません。
結局どのような供養を選ぶのかは自分自身です。土に還り草となり花が咲き、地球の息吹となれば永遠に生き続けるという理念の下に、最近では自然に還るという考えが流行る傾向にあります。
時期をみて終活というものを自分自身や家族全員で考え向き合ってみることも必要です。そして、そのお手伝いを私たちライフエンディングサポートでさせてください。 ライフエンディングサポートは日本全国の新しい供養を提案する事業者様とともに、供養によって生き方や生きる場所を限定してしまうような、今までの供養をお客様といっしょにもう一度考えていきたいと考えています。