インタビューVol.54「公共の交通機関のないところにお墓を建てた母、自らは墓参りに行かず人任せ」

公共の交通機関のないところにお墓を建てた母、自らは墓参りに行かず人任せ

ライフエンディンサポートへお寄せいただいた供養にまつわるエピソードをご紹介いたします。

あなたの供養にまつわるエピソードを教えてください

のりおさん 40代

お墓は本来東京のとある霊園で決まっていたのですが、突然それがなくなってしまって(親に色々聞いてもよく分からないのですが)、埼玉の東松山市にある霊園に6年前に他界した父のお墓を作る事となりました。一番困ったのが、私になんの相談もなく話がすすめられた事です。母は自分が全部取り仕切ったという話をするのですが、バス一本電車も通っていないところにつくってしまったために、毎年墓参りをするのが相当おっくうです。

実家は深谷市なのですが、深谷に居る時は駐車料金も安いので、車が維持できました。車で幾分には特に問題はないと思いましたが、現在は都心に住んでいる為に駐車代は数万単位かかるのです。私の実家の相場と比べると、10倍近い駐車料金を支払いながら、車を墓参りの為に毎月捻出する事は出来ません。かといって土地も購入する事なんて到底できません。

すると電車とバスを乗り継ぐんですが、近くのバス停からお墓までは3キロ近くあります。一生懸命歩きますが、30分では到底到着しません。しかも行くだけでなく、往復する訳です。かなりの時間と経費をかけていかなければなりません。

また管理なのですが、ちゃんとやっていない事も解ります。それは前の年に風が強くて、線香が片方つけられませんでした。そのつけられなかった線香が、そのまま一年経過してそのまま残っています。つまり母も墓参りにきてはいないし、住職も管理してないという事になります。

自分で取り仕切って勝手に作った墓を、母は自分じゃ墓参りしないんです。しかも私より距離が近いのに。問題はこれからこれらを管理するのは私という事なんですよ。こういう難儀な立地条件のお墓を、これから管理しなきゃならない。そういう事をなんにも考えてないのに、威張り散らすので私からすると到底納得いかない訳です。

これなら最近はやっている永代供養を、ビル内でよくやっているやつがあります。ボタンを押すとお骨がでてきて墓参りするあれです。確かに墓石と違うのでなんとなく違うような気がしますが、これから管理していくという側にとってみたら大変助かる内容です。しかも交通機関はしっかりしている所もあり、これなら問題がないのではと思っています。しかし母は極めて頑固な人なので、納得するだろうかといつ話を展開するか考えているところです。残された人の考えをもう少し考えるとかそういうのが、全くない母にはそうとう頭にきています。毎年歩いてあの距離で墓参りするのは、さすがに無理だと思います。かといってレンタカーは、事故を起こした時の条件がかなりすごい。他人の車はあまり運転したくなくなります。