インタビューVol.24「海へ散骨するので遊びに来たときに少し手を合わせてくれればいい」

ライフエンディンサポートへお寄せいただいた供養にまつわるエピソードをご紹介いたします。

あなたの供養にまつわるエピソードを教えてください

TReiさん

私は近い人間に、海へ散骨という形を取った方がいます。
その方は病気で亡くなりました。
生前は病により行動がかなり制限されていたため、
『お墓に入ってその場に縛られたくない。海にまいてくれ、そうすればある意味で自由になれる』ということから本人の希望で散骨しました。

お墓の場合、維持費や維持管理が大変だったりしますが、散骨の場合には、その必要は一切ないので楽といえば楽ですが、形としては何も残らないのが、デメリットといえばデメリットと感じる方もいらっしゃるかと思います。

供養ですが、お墓では置けるものは沢山ありますが、散骨の場合は基本お花しかできません。それで私は何か物足りないとかは特に感じませんが、物足りなく感じたりする方は、お墓の方がよいかと思われます。

散骨された亡くなったご本人は、
「別に形としては何もいらない。ただ、みんなが忘れずに覚えていてくれればいい。海へ散骨するので遊びに来たときに少し手を合わせてくれればいい。」とおっしゃっていました。

お墓の掃除や管理費がかからないですし、散骨するのもよいなと思いました。
ちなみにですが、委託散骨ではなく、立ち会いでの散骨の場合は船がダメな方にはちょっと辛い所があると思われます。
ただ、船は最初の散骨の時だけでその後は散骨関連で乗ることはないと思うのでそこも考えて判断して頂けたらと思います。

お墓については皆さん知っての通りかとは思いますが、お盆など、雨だと大変だったり頻繁に管理しに行かなければなりません。
その点散骨はお墓もなく、管理費用や時間もかからないので、お墓と比べると楽です。

そして、これは自分自身よりもその後の人達に影響することでもあるので1人で全て決めず、後に残される方々とも話した上で、決めていただけたらいいのかなと思います。
遺族の意思も大切ですが、やはり親族としっかり相談し、納得した上で決めないと、後々の遺恨を残すことになりますので、自分一人で決めないことが大切です。

私の経験したことが、少しでも参考になれたらいいなと思います。