インタビューVol.20「今お墓の存在に苦しめられている方が多いのは、まぎれもない事実」

ライフエンディンサポートへお寄せいただいた供養にまつわるエピソードをご紹介いたします。

あなたの供養にまつわるエピソードを教えてください

匿名希望

私のお墓は代々受け継がれてきたものであり、私は長男という立場からお墓を守らなければならないと思っていました。
しかし、社会人となり、地元の福島から遠く離れ、東京に住み家族を持ち恐らくこの仕事が好きということもあり地元には戻らずこのまま暮らすと思うので、
お墓は永代供養しようかと考えています。

正直、歳をとって、彼岸たびに福島に帰るということも、とても辛いと思いますので、ここで一度区切りをつけて、お墓を閉めようと考えています。

お墓というものは、その人の心で供養すれば良いことなので、私はお墓自体はいらないと考える人であり、
地元の福島の田舎の方なので、私の親は私の考えを受け入れられず、喧嘩にまで発展したこともあり、今は親も好きにしろとは言ってくれますが、
お墓があるばかりに大きな問題へと発展するケースがあります。

私の仲の良い知人もお墓に苦しめられている一人です。その知人は女性なのですが、大きな農家の娘であり、男兄弟がいなく、家を継ぐ人がいなく、婿養子をもらい、家やお墓を守るように言われているのです。その知人は彼氏がいたのですが、彼氏から婿養子にはならないと宣言され、別れてしまい、その後お見合いなどもしましたが、結局上手くいかず、今はうるさかった親も亡くなり、一人で寂しく暮らしています。

あの時お嫁に行ってれば、普通の家庭を築き上げることが出来たのだと、跡取りとか家とかお墓とか、そんなものに縛られて、私は人生を失ったとまで話しています。今は少子化も進み、昔のような考え方が通用せず、時代に合ったことをしていかなければなりません。
この知人のように、お墓などに縛られて人生を失う方は他にも多くいらっしゃり、特に田舎の方では、まだそのような考えが強く根付いているので、考え方を時代に合わせた考えに、日本全体で見つめ直す時期に差し掛かっていると考えます。昔の現状と今の現状を比較し、変えるところは変えなければなりません。私もお墓などは必要ないと考えているので、何か家に遺影を置いておくなどすれば、それで十分なのではないかと考えます。自然に返すという意味で、海に骨を撒いたりすることも流行っているのですが、それはそれでいいと思います。元々の生命の居場所はお墓ではなく、地球であり、その力の自然に返すというやり方が合っているとも思います。今お墓の存在に苦しめられている方が多いのは、まぎれもない事実なので、お墓というものの考え方を一度考え直すべきです。