インタビューVol.14「都会と比較すると、やはりまだ田舎は昔からのしきたりに縛られています」

田舎 お墓 墓じまい

ライフエンディンサポートへお寄せいただいた供養にまつわるエピソードをご紹介いたします。

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匿名希望

我が家は田舎にあります。
おじいさんは8人兄弟の長男、本家にあたります。
わたしの父は亡くなり、長女であるわたしがお婿をもらい、お墓を守り供養していくこととなりました。
お墓は2箇所かり、土葬もありましたが、おじいさんが1つにしようとのことで、1箇所にまとまることとなりました。
おじいさんは、父が亡くなった時、あとをつぐひとがいなくなってしまうと、思ったようで、お墓の名前のところに母の名前もほろうとしました。
生きているうちにそういうこともできるらしいのです。
昔の人はなんとも思わないのかもしれないけど、縁起でもないと、反対し、名前はいれませんでした。

都会と比較すると、やはりまだ田舎は昔からのしきたりに縛られています。
都会では、自分でお墓を選べたりするとこもあったり、供養する人がいなくても、大丈夫なようになっていたりとするところもあるそうなことを、ニュースで見たりしました。
田舎もだんだんと順応していけば良いと思います。

うちのお墓は、階段をかなり登った上にありますので、年寄りにはなかなか大変なところです。
田舎の年寄りたちは、言い方悪いですが、昼間暇な人が多く、毎日、お墓参りに掃除に来ている人がいます。
親戚付き合い近所付き合いで、自分たちのお墓だけではなく、他のお墓の前でも手を合わせていくそうです。
うちもおじいさんは足が悪く、おばあさんは既に亡くなっており、母はシングルマザーで正社員で働いており、妹はまだ小さく中学生、高校生と手がかかります。
なかなかお墓の掃除にも来れず、父の月命日にくるのが精一杯なところです。

むしろ、なかなか来れない日の方が、最近は多いです…
田舎では、世間体というものが、とても重視されているように感じます。
はっきりいって、うちのお墓は手入れもなかなかされていないので綺麗ではありません。
母は嫁の立場なので、しょっちゅう、近所の年寄りに、お墓が汚い、もっと掃除をしたほうがいい、と言われるそうです。
平日は仕事、土日は妹たちの部活関係。
時間も足りません。
私自体も、子供が2人、下の子はまだ産まれたばかりです。

そういうことも考えると、もう少し、田舎も変わっていけたらなって思います。
近所の人達で、そういうことも助け合うことができたらいいです。
個々のご先祖さまとはいえ、同じ組の人達だったわけなので、気づいた人が、少し汚れてたら、ちょっとお手入れでもしていてくれたら、と思うところです。